猿の目からも涙
時代は紀元前1900年
そこに生まれた
名前は猿
どこから生まれたか
そのとき人はいなかった
私が人かどうかもわからなかった
そう、気づいたらこの世界があったのだ
目の前にあるのは
花 水 太陽 果てしなく続く地平線
私がその時勝手につけた名前だ
とりあえず花を太陽にかざしてみる
そして食べてみる
何気に美味しい
そして水
手に取って飲んでみる
何気に美味しい
そして目を閉じてみる
少しばかり寝てしまった
太陽がさっきよりさんさんに輝いてる
もうちょっと地平線の果てにいってみることにする
そこにあるのは川だった
さっきの水とは違ってまたどこか地平線から流れてる
ふと自分の顔はどんな顔をしているんだろうと思って
川に写る顔を見てみた
私は絶望して川に飛び込み
そしたら桃の中にいた
そうこれがおじいちゃんおばあちゃんに出会った話である
以上tthhrrでした☆彡